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●アメリカ大学の特徴
アメリカの大学には4年制大学と2年制大学の2種類がある。それぞれが特色を持ちながらも密接に結びついている専門分野を習得する大学に対して、短大には職業に直結する知識、技術を学ぶ「職業訓練コース」とがある。4年制大学進学を希望する留学生にとっては、入学基準が比較的穏やかな短大に入り、その後4年制に編入するのが多い進学方法。そのほか、大学入学後に専攻を変更することもできるし、日本の大学で取得した単位を移行して編入することもできるなど、アメリカの大学システムは実によくできている。但し日本の大学で取得した単位を、アメリカのすべての大学が認めてもらえるということはないので注意が必要である。

■総合大学                  
一般的に「ユニバーシティ」と称され、幅広い専攻分野の学科を学ぶ。代表的な学校としてはハーバード大学、コロンビア大学、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)など。大規模で生徒数が1万人を越えるようなマンモス大学があるほか、大学院を備えているところも多く、最新の設備と優秀な教授陣が特徴でもある。一般教養課程と専門課程があり、幅広い専攻分野を学ぶことができる。

■教養大学
教養課程に力を入れる大学のことで、人文・社会科学、自然科学、語学、芸術などを含む幅広い一般教養(リベラル・アーツ)を学ぶことから「リベラル・アーツ・カレッジ」と呼ばれている。
アメリカにはこのリベラル・アーツ・カレッジが多く現在でも少数精鋭で質の高い教育を行っている。学校数は現在、全米で約600校ほど。比較的小規模な学校が多く、学生数が1,000人に満たない学校もある。

■専門単科大学
その名の通り単一の専門分野に特化した大学のことで、音楽、美術、デザイン、建築、経営などの特定分野の教育が受けられる。講師陣の多くが実際の現場で活躍していることも多く、より実践的な知識が習得できるのが大きな特徴。
有名なジュリアードやバークリー音楽院、ファッション工科大学など、その分野の名門校も数多くある。

■短大
アメリカの短大(2年制)には、州や郡、地方自治体などの地域に根ざした公立のコミュニティ・カレッジと、私立のジュニア・カレッジの2種類があり、そのうち8割以上がコミュニティ・カレッジである。
職業に直結する技術を学ぶ「職業訓練コース」、幅広く一般教養を学び4年制大学への編入を目指す「編入コース」がある。
終了後は準学士号の学位を取得することができる。日本の大学と違って約9割が男女共学である。





     



●学生のニーズに応じた多彩なプログラムと時間をかけて選べる、そして学べる専攻

アメリカには世界でも群を抜く数の大学が存在しており、それに比例して教育内容の幅広さは世界一である。
社会や学生のニーズに応じた多彩なプログラムが存在し、単なる知識の習得だけではない、より実践的・実用的な知識と技術を身に付けることができる。

プログラムの多くは見直しが頻繁に行われ、常に時代の変化に対応した内容となっている。世界中から高い評価を得ているアメリカ大学の教育内容であるゆえに、留学生を世界中から集めるアメリカ最大の魅力でもある。
また日本の大学と異なり、アメリカの4年制大学では、専門単科大学などを除いて入学時には専攻を明確に決めていない場合が多い。通常1〜2年次は人文・社会科学、自然科学、語学などの一般教養科目を履修し、2年次後半から3年次前半までに専攻を決め、3〜4年次はその専門専門科目の履修となる。つまり1〜2年次には、興味を持った様々な幅広い科目を履修して、一般的な知識を得ると共に、3〜4年次に学ぶべき専門科目を考える。そのため、自分がいったい何に興味があるのか、将来何をしたいのかを、大学に入って見聞を広げながらじっくりと考えていけるのが特徴といえる。
これは、例えば短大の一般教養中心の進学コースでも同様のことが言える。短大で一般教養を十分に学び、専攻を決めた後、4年制大学の3年次へと編入することもアメリカでは一般的に行われており、留学生にとっても非常に多い進学方法である。 
また、アメリカでは大学間の編入も盛んに行われており、学んでいるうちに興味のある分野が変わったとしても、その分野についてさらに深く学ぶことができる。





   
                              



●入学方法
 日本の高校を一定以上の成績(5段階評価では平均で3以上)で卒業し、一定レベル以上の英語力(TOEFL450〜500)を持っていればアメリカの大学に入ることができる。日本の大学や短大からの中途編入という方法もあるが、成績も英語力も大学ごとに定められた基準があり、入学にはそれをクリアすることが必要である。
 留学生が入学基準の英語力を身に付けるのは大変なことだが、多くの大学が「条件付き入学」という入学制度を設けている。これは、大学に入るための英語力が基準に達していない場合でも入学許可が与えられる制度。渡米して現地の集中英語コースを受講して、大学が始まる前に要求される英語スコアを取得して大学に入学する。もちろん、英語力が基準を満たしていれば自分の希望
する大学に直接入学することができる。



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